1. 日射熱による建物や設備の内部温度上昇の抑制
2. 外壁や屋根の冷房負荷の削減
3. 節電効果によるCO2排出量の削減
4. 室内の快適性の向上
5. 長期的な効果と耐久性
6. 環境への配慮
7. メンテナンスコストの削減
8. 太陽光発電システムとの相乗効果
9. 冷房機器の寿命延長
10. 持続可能な社会への貢献
遮熱塗料は汚れてはダメ
塗膜表面が汚れてしまった場合はどうなるのでしょう。太陽光を直接受けるのが塗膜表面ではなく、汚れ物質になってしまうと日射反射率が大幅に低下してしまいます。特に工場や車両の燃焼に伴って発生する油煙は太陽光に含まれる赤外線を特に吸収するので、遮熱効果が激減してしまいます。
汚れやすい遮熱塗料のユーザーからは、塗装直後は室温が下がるのが実感できたが、翌年には効果が実感できなくなってしまったという残念な報告を受けることになってしまいます。
特に水系塗料は塗装直後に塗膜が撥水性を帯びてしまうことが多く、直ぐに汚れてしまいます。
キレイが続くミラクールAQクリア
ミラクールの新商品「AQクリア」は、塗膜表面を「撥水性」から「親水性」に変える特殊な技術を使用しています。従来の遮熱塗料は汚れると効果が低下してしまいますが、「AQクリア」は汚れにくくなることで、長期間にわたって遮熱効果を保ち、美観も維持することが可能となります。
この親水性の素材により、「AQクリア」は「セルフクリーニング」が可能となります。屋根や壁に塗ることで、汚染物質を雨水が洗い流してくれるのです。これにより、工場や倉庫など大きな建物の屋根や壁の汚れを掃除する手間を省き、遮熱効果を長期間にわたって維持することができます。
「AQクリア」は透明な塗料のため、どこに塗ったかが分からないという問題に直面しましたが、着色することで、塗った箇所がわかりやすくなる方法を見つけました。着色剤は人畜無害の食紅を使用しています。施工後には降雨あるいは紫外線によって、色は透明に変化します。
この新商品は国連機関にも採択され、ケニアの難民キャンプにも使用されています。AQクリアを塗装した屋根に降った雨を採取して分析した結果、日本およびケニアの水道水基準を満たすことが確認されています。安全性にも配慮され、体に害がないことが確認された製品として世界基準で社会的な責任を果たしていると言えます。
「AQクリア」は、ミラクールの高い遮熱効果をより長く維持したいと考えるお客様に好評であり、遮熱塗料を選ぶ際の必須アイテムといえます。
最後に、「AQクリア」は特許権も取得しており、進歩性と新規性のある製品であることがわかります。汚れにくさというシンプルで効果的な特長が、多くのお客様の課題解決に役立つ遮熱塗料として注目される理由となっています。