塗膜は、光や雨、風に晒され続けると、色褪せて輝きを失っていきます。
そこで、塗膜の劣化具合を測る方法の一つに、
「光沢保持率の測定」というものがあります。
光沢保持率とはその名の通り、塗装直後の塗膜のツヤを100%とし、
そのツヤを何%維持できているかを示したのです。
遮熱塗料のJIS規格でも使用される指標で、
「促進耐候試験〇〇時間後、屋外暴露試験〇年後、
光沢保持率〇〇%以上」などの基準を設けています。
測定方法は、塗膜の上に光沢計を乗せてスイッチを押すだけです。
人間の肌年齢を測るような感覚ですね。