中央区主催 環境講座(事業所向け)最終回は
アークヒルズ仙石山森タワーの見学ツアーでした。
「環境」「安全」「芸術・文化」の3つのミッションを掲げて都市づくりに取り組んでいるという
森ビルのアークヒルズ仙石山森タワーにおける具体的取り組みについてのお話をまずお伺いした後、実際にビルを回って設備を見せていただきました。
47階ビル屋上の太陽光発電設備はビル共用部の照明などに用いられるそうです。
設備はさながら、屋上から見る景色は圧巻でした。
はたまた地下4階までもぐって、雨水・中水利用のための循環設備を見学しました。
ボイラー・温熱装置も規模が大きく、巨大ビルの裏側は外見と同じくやはり巨大でした。
六本木ヒルズや虎ノ門ヒルズもいつも緑豊かだと感じるのですが、
ここも自然との共生というテーマで積極的に緑化に取り組んでいらっしゃるとのこと。
最後にご案内していただいたビオトープは、あれ手入れしていないの?
と思うような枯れ木のお庭でしたが、
あえていきものの「すみか」として自然そのままにしているとのこと。
聞かないとわからない配慮でした。
バードウォッチングツアーもあるそうです。
大きな企業だからここまでできるんだ、
テナントもレジデンスの住人も対価を払う能力があって、
などとと言ってしまえばそれまでのお話かもしれませんが。
それぞれの企業がその規模で、できる範囲で「環境」「共生」の意識を高めていくと、
長い目で東京の都市景観も変わっていくのではないかと感じました。
普段では絶対に見ることができないビルの裏側。
貴重な体験でした。
ありがとうございます。