用語集-さ行

さ行

サイディング(さいでぃんぐ)建材
張るタイプの外壁材。塗り壁に代わり、今の住宅の主流のひとつ。
サンディングシーラー(さんでぃんぐしーらー)塗料
塗膜研磨をしやすいようにした中塗り用塗料のこと。 種類は、ビヒクル(ビークル)の種類によって分けられ、たくさんある。
サンダー(さんだー)塗装具
サンドペーパーを備え付け、木材・鋼材などの表面を研磨して平らにする工具。金属のさび落としやコンクリート面を平滑にするのに使用する。
サンドブラスト(さんどぷらすと)塗装
高圧空気で砂を吹き付け、鉄鋼材の塗装前の清掃処理やコンクリート面を荒らすために行ったり、石材の仕上げなどに用いられる。

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シージングボード(しーじんぐぼーど)建材
インシュレーションボードに、アスファルト処理をした構造用面材で、強度が強く、防水防湿性に優れる。外壁の断熱材として、また断熱性、衝撃吸収性を生かして畳の裏素材としても使われている。
シート防水(しーとぼうすい)建材
合成ゴムや合成樹脂を原料に積層成形した合成高分子シートを、接着剤を用いて貼りつけ防水する。
シーラー(しーらー)塗料
施工において下地への吸い込み防止、耐アルカリ性、密着性向上などを目的にした下塗り塗料。コンクリート面などの吸収性の強い箇所のほか、木材の目止めにも用いられる。
シーリング材(しーりんぐざい)建材
各種の接合部またはひび割れなどの水密・気密を保持するための充填材。コーキング材と同意。
しごき(しごき)塗装
モルタル、コンクリート、木部など表面にパテなどを薄く塗り付けること。
下地(したじ)塗装
塗装の対象となる塗装面。つまり下塗りされた面は次の中塗りの下地であり、塗り替え対象の旧塗膜面は、塗り替え仕様の下地である。
下塗り(したぬり)塗装
下地処理完了後、上塗り塗料の下塗りとして用いる塗料の総称。
漆喰塗り(しっくいぬり)建材
消石灰、化学のり、つなぎ材、砂、水などで練った漆喰を壁などにぬる仕上材。
湿式工法(しっしつこうほう)建材
下地材や仕上材で、モルタル、ジュラク壁、珪藻土などの水を混ぜて施工すること。下塗り、上塗りなど工程が増え、養生期間が必要な施工方法。
指触乾燥(しっしょくかんそう)塗装
塗装面を指で軽く触れて指先に塗料が付着しない程度に乾いている初期的な乾燥状態のこと。
シナ合板(しなごうはん)建材
基材はラワン系の南洋材でできており、表面にシナの単板を張った合板。
ジプトーン(じぷとーん)建材
吉野石膏株式会社の化粧石膏ボードの商品名で、トラバーチン模様の洋風天井用化粧せっこうボード。事務所、店舗などあらゆる種類の建物の天井に用いられている。
弱溶剤塗料(じゃくようざいとりょう)塗料
明確な定義はない。脂肪族炭化水素系有機溶剤(ミネラルスピリット等)を主成分とする混合溶剤。一般的に臭気がマイルドで強溶剤塗料にくらべて環境への影響が少ない塗料とされる。
樹脂(じゅし)原材料
塗膜を形成する主な成分。塗料の色(顔料)を塗装物に定着させる役割を持つ。天然の樹液からなる「天然樹脂」と石油などから合成される「合成樹脂」がある。
所要量(しょようりょう)塗装
塗布量にロス見込み量を上積みしたものが所要量(kg/㎡)で吹付け工事で用いる。
シリコン樹脂(しりこんじゅし)原材料
シロキサン結合(-Si-O-Si-)を骨格構造にもつ合成樹脂。安定しているため多くの目的に使用される。耐候性対費用で他の樹脂に比べ優れているため現在の塗料の主力になっている。
親水性(しんすいせい)塗料
水となじみやすい性質のこと。塗膜に親水性をもたせることで、雨が降りかかると水が広がって流れ、付着した汚れが落ちやすくなる。汚染防止効果が期待できる。

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水性塗料(すいせいとりょう)塗料
水で希釈可能な塗料の総称。疎水性の樹脂を水溶化するのに様々な形がある。エマルジョン形、ディスパージョン形、水溶液形など。環境配慮した塗料として、使用が増加しつつある。
スチレン発泡板(すちれんはっぽうばん)建材
押出発泡スチロール(スチレン)ボード。熱伝導率が低いので、断熱材として利用されている。
ストップシーラー(すとっぷしーらー)塗料
ヤニ(正式には抽出成分)が、上に塗る塗料に浸出するのを防ぐ下塗り塗料のことです。ウレタンシーラーの一種。
スリップ剤(すりっぷざい)原材料
塗面のスベリ性を向上することにより、塗膜のすり傷を防止する機能を持たせる添加剤。

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石綿スレート(せきめんすれーと)建材
建築業界でコロニアルというと、石綿スレートのことをさす。セメントと石綿を主な原料として、防火、防湿、絶縁性に優れ屋根や外壁などに利用されている。
石膏板(せっこうばん)建材
建石膏を芯材として、その両面と側面をボード用紙で被覆したボード。防火性、遮音性に優れている。
セメントフィラー(せめんとふぃらー)塗料
合成樹脂エマルション入りセメント補修材。
セルロースファイバー(せるろーすふぁいばー)建材
新聞の古紙やパルプなどの木質繊維を原料に綿状に加工した材料で作られた断熱材。断熱性能は住宅用グラスウール24k・32k相当で、熱伝導率は0.038W/mk前後。吸音材としても使われている。
繊維壁(せんいかべ)建材
パルプや紙繊維、化学繊維などをのりで混ぜて水で練った塗り壁仕上げ材。
染料(せんりょう)原材料
着色剤の一種。顔料よりも粒子が細かく、水や溶剤に溶ける合成着色剤。直接染料、酸性染料、塩基性染料などの種類がある。

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増粘剤(ぞうねんざい)原材料
液体に粘性を与え、あるいは粘性を高めるために混ぜる添加剤。塗料中の顔料に対して0.8~5.0%添加する。
促進試験(そくしんしけん)塗料
材料に各種の条件を強く与えて、塗料の貯蔵可能時間や塗膜の耐候性及び防食性など本来長時間にわたる材質変化を短時間に予知するための試験。
素地(そじ)塗装
塗装対象の、塗装されていない被塗物素材質が露出している面。
素地固め(そじがため)塗装
捨て塗りのこと。粘度の低い塗料を塗布して、素地を固める。色ムラを防ぐ効果がある。
素地調整(そじちょうせい)塗装
塗装にあたり、良い仕上げをするのに適するよう素材の粉化物、ゴミ、錆などを除去する作業のこと。
速乾二ス(そっかんにす)塗料
化石樹脂のコーパルを、アルコールに溶かした塗料のこと。木材の目止め、節止め用及び家具類の塗装などに使用する。

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